昨日紹介した開発機材の販売には多くのご連絡いただきありがとうございました。特にε-130Dは複数の方からメールいただきましたが先着順に商談を進めさせていただいております。
ε-130D入手目的はFS60CB同様にASI社製のアクセサリーを搭載するプレートの開発や写真のような冷却モノクロカメラを接続(回転)した際の干渉確認のためです。ピント調整ツマミとテーパーリングの着脱ノブの干渉など実機での確認が必要となるためです。
写真は,現行のTP60-152にASI EAFを仮に載せ状態ですが,専用のTTP60-152EではEAFやASI AIRに加え,カメラ本体(90φ部)を保持するサポートリングも計画しています。
ε-130Dのドローチューブは保持スパンが短いためモーメント荷重が大きい冷却カメラでは撓みが懸念されますが,このリングの併用で大きく改善でき,運搬時のプロテクターとしても役に立つでしょう。鏡筒とカメラはテーパーリングでワンタッチ脱着できますが,保持リングの装着もスマートになるよう設計しています。
なおQHY600スペシャルOAG専用となりますが,屈折鏡筒用の保持金具(OAG下面の台座部をサポート)を計画しています。対象はTB95NとTB125Nを装着した鏡筒です。