昨夜は爽やかに晴れましたが相変わらずシーイングは良くないので極小ピクセルカメラでの試写は見送りました。他機との比較ができる状況ではなかったです。
代わりにVSD90SSにGFX-50SⅡを付け,天頂付近を試写しています。以下がその中心と四隅ですが星像もさることながら,周辺光量の豊富さも素晴らしいですね。
今回は写真のようにPENTAX645用カメラマウント*にPENTAX645→GFXマウントアダプターで撮影しましたが,バックフォーカスを気にする必要のないVSD90SSの運用はとても楽です。特にフィルターなどを併用する場合大きなメリットでしょう。
*今回使ったPENTAX製のカメラマウントでもビクセン純正構成時とバックフォーカスは同じかと思います
またマウントアダプターによっては前後面の平行度が出ていない製品もありますが,VSD90SSは写野の傾きにも寛容との事で,その結果が試写に現れているのかも知れません。
VSD90SSはカメラ回転機構がないのでスリーブ差し込み部でカメラを回転しますが,差し込み部のクリアランスによる星像への影響は無視できるでしょう。