透明度はイマイチですが晴天が続くので色々なテストを行っています。
本日紹介するのは先日紹介したFC100DL(RD焦点,590mm,OAG仕様)を搭載した
90S-GOTO赤道儀のガイド状況です。
590mmにOAGガイドですが,赤緯側も赤経同様に修正信号に対する引き戻しが
早いため±1秒角以下に収まっておりハーモニックドライブのメリットを発揮できて
いるようです。
なおPHD2はカメラ情報などの設定のみで他はデフォルトのままです。
以下は今年の1月に西オーストラリアで撮影した大マゼラン星雲の一部です。
300秒露出の10枚を恒星基準でコンポジットしていますが冷却CCDの輝点
ノイズは線状になっています。
実害はないかも知れませんが気持ちいいものではありません。
これを無くすにはオフアキシスガイドしかなさそうです。
撮影データー:Nikon200mmF2→F2,Atik16200,Ha,QHY5L2M+75mmレンズ
でガイド撮影,Pixel等倍で1600×1200Pixelを切り出し
参考までに200mm+16200の写野です。大マゼランが綺麗に収まりますね。