何日か雲の多い天気が続きましたが2日ほど前から透明度の高い空が
戻ってきました。
昨夜はハーモニックドライブ赤道儀で火星や土星を見ましたがシーイング
もそこそこ良かったみたいです。
(極望やパノラマヘッドの仕様が定まらないために底部の蓋は未装着です)
バランス調整が不要なハーモニックドライブ赤道儀は,鏡筒を筒先側に
シフトできるため接眼部の位置を高くできます。
特に短い三脚+長焦点屈折では天頂付近が見やすくなり便利です。
写真の例では一式で7kgほどなので気軽な観望にも使っていただけるでしょう。
また両軸ともバックラッシュがないので操作時のレスポンスが心地よいです。
この感覚や強度は実際に体感しないとわからないと思います。
胎内星祭りで展示予定ですので興味のある方は実機に触れてみてください。
一通り観望したあと,いつものガイドテストを行いました。
PENTAX75SD-HFの鏡筒バンドにつけたガイド鏡を用い前半はガイドなし
後半はガイドを行っています。
ガイドなしで±20秒程度なので広角~50mmまで,ガイドありで±2~3秒
なので500mmクラスでの撮影は完璧でしょう。
これは自宅屋上で撮った一昨日の空で,火星,土星,木星が写っています。
D810A(DXフォーマット),TAMRON10-24mm→10mm,ISO1600,F4.5,露出5秒