EM-100赤道儀の自動導入改造状況について
ここでご案内した,EM-100赤道儀のTITAN自動導入改造はまもなく完成いたします。ほぼ全てがオーバーホールに加え極軸望遠鏡のレチクル交換の依頼があったため,当初のご案内から2週間ほど遅れてしまいましたが来週中には納品予定です。 今回の改造はコントローラーにTITAN...
View Article高精度ハーモニックドライブを評価する-その1
ハーモニックドライブの赤道儀への応用は5年ほど前に開始し,昨年は日食遠征用として特化したGE1414HDを商品化しました。当初は写真左側にあるハーモニック減速機付きのステッピングモーター*から始め,その後は目的に合ったハーモニックドライブを採用しています。(*このタイプはフォーク式構成の赤緯用として便利ですが2019年末で生産終了されます。後継機もありません)...
View Article日食遠征用GE1414HDツイン鏡筒用オプションについて
南米日食までひと一月をきりましたがツイン撮影用オプションが完成しました。当初の構想から変更し通常の赤緯端に2本搭載する方法と裏面(一般の赤道儀ではバランスウエイト側)に分ける方法のいずれにも対応します。赤緯端側に2本,裏面に1本などの搭載も可能です。...
View ArticleP-2,90S赤道儀用セミロング ウエイトシャフトの頒布について
P-2や90S赤道儀改造を依頼されたお客様からのご要望により,同赤道儀の付属品より少し長いシャフトを頒布します。頒布の受付は7/31日までで,発送は8月末の予定です。 (6月下旬以降は出張が続くのでメールでの受注案内や出荷時期が遅れる場合がございます。予めご了承の上ご注文いただけると幸いです)...
View Articleシリコンラバーヒーターの追加販売について
K-ASTEC特別仕様のREDCAT51には標準で1本のシリコンラバーヒーターが付属しますが,お客様からのご要望により追加分を販売します。追加をご規模の場合は,REDCAT51の納期などについて本日個別にご案内しましメールのご回答時にご注文お願いします。 追加分は1本当たり2,160円です。写真の2.1φDCジャック→USB(A)変換ケーブル付きです。...
View Article高精度ハーモニックドライブを評価する-その2
ハーモニックドライブは写真の3つのパーツから構成され,左からサーキュラスプライン,フレクススプライン,ウエーブジェネレーターで,今回評価する高精度ハーモニックドライブは写真左のサーキュラスプラインを研磨しています。...
View Article海外出張に伴う通常業務停止のご連絡
6/19~22日は海外出張のため,受注や出荷業務などの通常業務ができなくなります。期間中ご迷惑をおかけいたします。また6/28~7/10日までは南米へ皆既日食観測に出かけます。不在期間が長期間に及びますがよろしくお願いいたします。 明日からの出張先は台湾で2020.6.21日の金環日食観測の適地踏査が主な目的です。昨年同様の踏査を中国の四川省で行っていますが両者を比べツアー先を決定する予定です。...
View ArticleK-ASTEC特別仕様のREDCAT51入荷しました
ここで紹介した特別仕様のREDCAT51が入荷しました。先のご案内で早期出荷をご希望の方へは6月27日までに発送いたします。お急ぎでない方は当初のご案内のとおり7月中旬出荷で対処させていただきます。 写真はタカハシ製カメラマウント用スケアリング調整プレートとスターベースオリジナルのニコンFマウントを装着した状態です。...
View Article明日から南米皆既日食に出かけます
明日6/28~7/10まで7/3日(日本時間)に起きる皆既日食観測のため出張いたします。期間中受注や出荷業務ができずご迷惑をおかけいたします。...
View Article地球の裏側で見た皆既日食
アルゼンチンのビジャベスタ(ラ・セレナの東約200km)で観測した皆既日食は素晴しい天候に恵まれました。紹介する皆既中の写真は本影錐の状況が良くわかります。アンデスの山々と糸杉が良いアクセントになってくれました。
View Article第三接触の写真
まだペルーに居ますが今日は少し時間があるの先日の日食の写真をアップします。トリミングだけの撮って出しです。 低空だったためかシャープさに欠けますが私の好きな日食画像が得られたと思います。
View Article南米日食から帰国しました
7月2日(現地時間)の南米日食から帰国しました。「西九州日食観測同好会」の一員として参加しましたが今回は総勢14名と小規模でした。 観測地は晴天率を重視し,アンデス山脈の東側になるアルゼンチンです。結果的にはチリ側も好天でしたが,冬場はアンデス山脈の東側の晴天率が高かったためです。...
View Article日食遠征用GE1414HD赤道儀の再受注について
今回の南米日食遠征に同行した方からなどの要望によりGE1414HD赤道儀を再生産する事にしました。受注要項は以下のとおりです。 受注機器:ハーモニックドライブ赤道儀 (GE1414HD)標準仕様及び高精度仕様 受注期間:2019.10.31まで 受注価格:追尾精度±25秒角の標準仕様機 295,000円(税別) 追尾精度∔15秒角の高精度仕様機 320,000円(税別) 納...
View Article南米日食の観測地や機材の概要
今回の南米日食の観測地や機材について簡単に紹介します。忘備録としての詳細な記事は後日改めて改めアップする予定です。 前の記事でも触れていますが観測場所はアルゼンチンのベジャビスタと言う小さな町に作られた広大な特設会場です。この会場は約800人が利用しましたが,現地の方と欧米人が殆どで日本人は私たち14名だけでした。...
View Article特別仕様のREDCAT51は出荷の準備が整いました
7月中旬出荷でご案内しておりましたK-ASTEC特別仕様のREDCAT51(写真右)は全数の出荷準備が整いました。ご入金確認次第発送いたします。 全数疑似星を使った光学検査及び機械部の点検を行い必要なものは調整を行っています。光学検査は標準器(先のオーストラリアで評価した写真左の赤い鏡筒)との目視比較ですが,この個体は極めてシャープな写りなのでこれとの比較を行うことである程度の定量化を図りました。...
View Article90S赤道儀用2軸モータードライブの受注状況について
一月前にご案内した90S用の2軸モータードライブは多くのご注文をいただきありがとうございます。中でもMTS-3仕様のご注文が多く初期ロット限定価格分の残りは僅かとなっております。本日現在の初期ロット受注可能数量は以下のとおりです。 90S用2軸モータードライブ AMD-2N仕様(78,840円):5台 〃 MTS-3仕様(118,800円 ):3台...
View Article高精度ハーモニックドライブを評価するーその3
南米日食遠征などで2か月ほど間が空きましたが,高精度ハーモニックドライブは実機への採用を始めました。写真は先月受注を再開したGE1414HDで全て高精度仕様です。この後実際の星での追尾テストを行い納品します。 前回の記事で紹介しましたが,高精度仕様と言えども標準品の1.5倍ほどの精度しかなく,∔15秒角ほどの追尾エラ...
View ArticleMS-3N用内蔵型1軸モータードライブAMD-1Nについて
こちらの記事で紹介していましたPENTAX MS-3(-3N)用の内蔵型1軸モータードライブが完成しました。駆動回路を内蔵するためオーバーホールとのセット販売を標準としていますが,ご希望により単体での組み込みも行います。...
View Article赤緯粗動回転付きのP-2自動導入改造について
赤緯軸駆動にハーモニックドライブを採用したP-2自動導入改造に,ビクセン規格アリミゾ一体型の粗動回転ユニットタイプを追加しました。粗動回転ユニットとアリミゾを一体構造にしたため,鏡筒取付面は従来のM8-P.C.D.35仕様から3mm高くなっただけです。クランプフリー回転ができるので構図の変更やアライメントに便利です。...
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